中華製ナーフタイプトイガン「モーゼルM712」をレビューします。
モーゼルM712 ナーフタイプトイガンをレビュー

今回も中華ナーフあるあるの擦り傷、剥がれ満載の箱に入って届きました。
対象年齢は14歳以上です。
- カートリッジ×8
- スポンジ弾×10
- バレル
- 赤い布
スポンジ弾10個は少なすぎますね。
倍はほしいところです。
カートリッジとスポンジ弾はグロック18やガバメントと同じサイズなので共有できます。

ただし、マガジンに関してはサイズも形状も異なるため、他のトイガンと互換性はありません。

赤い布はピンが付いていたのでおそらくモーゼルに付けるための物だと思われます。
当時の雰囲気を再現するためでしょうか。

全体を見ると雰囲気があっていいですよね。
渋さが感じられて2,000円前後のトイガンには見えません。

向きを反対にするとネジ穴が目立ちます。
マガジンキャッチボタンはこちらの向きにあるんですね。
右手人差し指で押すことができマガジンは自重落下します。
引っかかりがなくスルッと落ちるので気持ちいいです。

バレルはスポッとはめるタイプです。

グリップは細くて握りやすいのですが、アップにすると木目調が恐ろしくチープに見えます。



タンジェントサイトはただの飾りですね。

画像の位置までスライドを引けます。
力がほぼ必要ないほど軽くスムーズにコッキングできます。

トリガープルも軽いです。
というか軽すぎて意図せず発射してしまいそうで怖いです(笑)

トリガーとハンマーは連動しています(シングルアクション)

マガジンの装弾数は7発です。

マガジンを入れてコッキングすると薬室内にカートリッジが装填されます。
実際に撃ってみると動作が軽快でした。
同価格帯の中華ナーフはスポンジ弾のサイズが均等ではないため、発射されたりされなかったりという動作不良がありますが、モーゼルに関しては動作不良がなく全てのスポンジ弾がしっかり発射されていきます。

排莢もまずまずの勢いでジャムることもほぼありませんでした。
モーゼルM712 ナーフタイプトイガンを初速
1回目 | 12.34m/s |
2回目 | 15.49m/s |
3回目 | 計測エラー |
4回目 | 計測エラー |
5回目 | 14.22m/s |
6回目 | 15.57m/s |
初速に関しては、私が持っているハンドガンタイプの中華ナーフでは最低の結果でした。
スポンジ弾をカートリッジに入れる際、抵抗を感じないほどゆるいので初速も出ていないのでしょう。
キツすぎてもうまく発射されない、ゆるすぎても初速が出ない。
なかなかバランスが難しいですね。
まとめ
扱いやすさ | ★★★★★ |
排莢 | ★★★★☆ |
集弾性 | ★★★☆☆ |
剛性 | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★★ |
モーゼルの総評は4.0点です。
製品個体差があるので断言はできませんが、同価格帯の中華ナーフハンドガンの中では最も扱いやすいと感じました。

2022年2月20日に注文したものの、異なる商品が届いたためAmazonに問い合わせしました。
再発送してもらい届いたのが3月21日でした。
激安トイガンの中では一番しっくりくる使い心地でした。